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ノートの落書き


為替、関税、ギリシャの破綻

為替レートがどのように決まるのか、関税はなんのためにあるのか
ギリシャの破綻からいろいろ考察

為替レート

例えば、日本で車を100万円で製造したとしよう。アメリカが対抗して同性能の車を作ったところ、2万ドル要した。今、1ドル100円とすると、市場には100万円(1万ドル)と200万円(2万ドル)の車が並ぶことになる。両者同性能なので日本の車のほうが売れ、結果的に日本からアメリカへの輸出が伸びる。すると円高ドル安が進む。最終的に1ドル50円になった時、両者100万円(2万ドル)になり、拮抗することになる。

自由貿易

実際には車だけではなく、あらゆる工業製品や農作物、資源などが流通する。車は日本の方が安く作れるが、農作物は逆にアメリカの方が安い、ということも起こりうる。車は上記の通りだとして、米は10kgを日本では5000円、アメリカでは25ドルで作れるとしよう。この時、1ドル200円にならないと、値段が釣り合わない。米はアメリカから日本へ流入し、円安ドル高になるが、しかし車は日本からアメリカへ流れるため、円高ドル安になり、1ドル50円から200円の間のどこかでバランスする。

この例だと、アメリカの車は永久に売れずアメリカの自動車工場が全て止まり従業員はリストラ、農業では日本の米が大量に捨てられ、田畑は荒れ果てることになる。すなわち、自由な貿易を行う場合は、よほど生産力にバランスがとれていない限り、各業界、どちらかの国しか生き残ることができず、片方は壊滅することになる。

そこで、車を日本からアメリカへ売る場合、アメリカ国内で100%の税金を取り、日本車の値段を倍にしてしまう。逆にアメリカの米を日本に売る場合、日本国内で100%の税金を取り、値段を倍にする。こうすると、1ドル100円で車も米も同じ値段になり、値段は拮抗する。このように関税を課すことで、各国ともに自国の産業を守ってきた。

EUの経済

ところが、この貿易の基本を破った集団があった。EUである。まず、共通通貨【ユーロ】を導入し、さらに関税も取っ払ってしまった。もちろん、良い部分もある。ヨーロッパを旅行すると、通貨が1種類で良いのは便利であり、さらに国境を跨いで旅行するのも楽になった。しかし、共通通貨では、経済力の弱い国は輸入一辺倒になり、なにか輸出しようとしてもほとんど売れない。そして、いくら輸入しても為替レートが存在しないため、その国の産業が崩壊するまで輸入は続く。関税もないため、産業を守る仕組みは何もない。こうして国ごと崩壊したのがギリシャという国である

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